畳の寿命を延ばす定期メンテナンス【自宅ケア編】
- メンテナンス方法
一般的に10年~20年ほどと言われる畳の寿命ですが、適切にケアすればさらに長くご愛用いただけます。畳の香りや肌触りを心地よく感じるのは、自然の素材で丁寧に作られているから。自然素材だからこそ、定期的なメンテナンスが寿命に大きく影響します。
さっそく畳の定期メンテナンスについてご紹介していきましょう。
半年に1度は天日干しを
自宅でできる定期メンテナンスとして、晴れて乾燥している日に天日干しをします。春・秋の年2回行うのが良いでしょう。畳の裏面を4時間ほど日光に当てられると効果的です。このとき変色を避けるため、畳の表面は陰になるよう干す場所を工夫してください。干した畳は両面をしっかりたたき、目に詰まったほこりを吐き出させます。
マンションなどで外に干す場所を確保できない場合は、家の中で畳を壁に立てかけるなどして風を通してあげるだけでも湿気対策になります。
プロに依頼する「裏返し」と「表替え」
畳を長く使うための代表的な定期メンテナンスに「裏返し」と「表替え」があります。プロに依頼することで畳が新品のようなフレッシュさを取り戻します。
この裏返しと表替えについては、別のコラムで詳しくご紹介したいと思います。ぜひ合わせて読んでいただき、長く畳を楽しんでください。